2021きらめくふるさと かながわ民俗芸能祭

2021 Folkloric Performing Arts Festival in Kanagawa

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    神楽

  • 年代

  • 横浜市西区みなとみらい

  • 四季

    12月5日

無観客収録+ネット配信で開催

出演

1.人形浄瑠璃『巡礼阿波の鳴門』巡礼歌の段 あつぎひがし座(厚木市)

2.前鳥囃子と里神楽 前鳥神社囃子太鼓保存会(平塚市)

開催 2021年12月5日(日)
会場 はまぎんホールヴィアマーレ(横浜市みなとみらい)
主催 神奈川県民俗芸能保存協会
共催 神奈川県、公益財団法人はまぎん産業文化振興財団
後援 神奈川県教育委員会、平塚市教育委員会、厚木市教育委員会
協賛 横浜銀行

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ごあいさつ

神奈川県民俗芸能保存協会 会長 垣澤 勉

 「2021きらめくふるさと かながわ民俗芸能祭」の開催にあたり、ひと言ご挨拶を申し上げます。
  一昨年、2019年12月に「神奈川県民俗芸能保存協会設立50周年記念 「きらめくふるさと かながわ民俗芸能祭」10回記念として、県内に伝承されている芸能の中から、無形民俗文化財として国の指定あるいは国の選択を受け、またユネスコの無形文化遺産代表一覧に記載登録されている五つの芸能をご紹介してから、早くも二年が過ぎてしまいました。
 この間、新型コロナウイルスの感染蔓延による人流の抑制、公演の自粛などの社会情勢により、例年どおり五団体のご出演を予定していた2020年の大会をやむなく延期せざるを得ませんでした。県内の民俗芸能においては、本年も、披露の場となる祭礼や地域の催事の中止が相次ぎ、また大勢で集まっての練習が出来ないなど、伝承にも大きな支障が見られました。そのような状況のなか、延期しておりましたこの大会の開催も危ぶまれましたが、幸いにも神奈川県、神奈川県教育委員会、公益財団はまぎん産業文化振興財団の皆さまからの親身な励ましと多大なご支援を賜り、また当協会事務局を運営するボランティアメンバーの力を得て、二年ぶりの開催となりましたことは誠にめでたく、感謝に堪えません。
 ご存知のように、やや減少傾向にあるとはいえ、新型コロナウイルスの感染はいまだに収束が見えません。そのため今回の民俗芸能祭は、初めての試みとして、無観客にて開催し、インターネットで配信するという、リモート開催とし、2団体にご出演いただくことになりました。これまで毎回のご応募が定員を超え入場招待券が抽選となってしまいますことをたいへん心苦しく思っておりましたが、今回はご都合のよろしいときに、多くの方々にご自由にご覧いただけます。
 「前鳥囃子と里神楽」は平塚市の前鳥神社の氏子の方々により伝承されている祭囃子と神楽です。また「相模人形芝居厚木ひがし座」の皆さんには『傾城阿波鳴門』より「巡礼の段」をご披露いただきます。ご出演の皆さまには無人の会場での上演となりますが、必ずや日ごろの伝承の精華をご披露いただけるものと存じます。
 このような公演を通じて、民俗芸能・郷土の文化への理解の輪が広がっていくことは本当に心強いことであります。公演タイトルの「きらめくふるさと」は、地域に伝承される芸能や文化が大切にされ県民の誇りとして輝き続けていてほしいという私たちの願いを端的に表しております。
 県内の各地で地域をつなぎ、人々を育ててきた郷土かながわの文化の表象である民俗芸能を、ネットを介してぜひご高覧たまわり、やがて病禍が去りましたならば、ぜひ現地にお運びいただきたく存じます。



 On the occasion of the 2021 Kirameku Furusato 'Hometown Splendour' Kanagawa Folkloric Performing Arts Festival, I would like to say a few words.
  In December 2019, the year before last, in commemoration of the 50th anniversary of the establishment of the Kanagawa Prefecture Folk Performing Arts Preservation Society and the 10th anniversary of the 'Kirameku Furusato Kanagawa Folkloric Performing Arts Festival', I would like to introduce some of the performing arts handed down in the prefecture that have been designated or selected as intangible folk cultural assets by the State and are also included in UNESCO's representative list of intangible cultural heritage. Two years have already passed since the introduction of the five performing arts.
 During this period, due to social conditions such as the suppression of human flows and voluntary restraint on performances due to the spread of the new coronavirus, we have had no choice but to postpone the 2020 event, in which the five groups were scheduled to perform as in previous years. In the folkloric performing arts of the prefecture, this year also saw a series of cancellations of festivals and local events where performances are held, as well as the inability of large numbers of people to gather together to practise, which has been a major hindrance to the transmission of the art. Under these circumstances, the postponed event was in jeopardy, but fortunately, with the kind encouragement and support of the Kanagawa Prefectural Government, the Kanagawa Prefectural Board of Education and the Yokohama Bank Industrial and Cultural Promotion Foundation, and with the help of the volunteers who run the Association's office, we were able to hold the event for the first time in two years. It is truly a great honour to hold this event and we cannot thank you enough for your support.
 As you know, the transmission of the new coronavirus is still showing no sign of abating, although it is on a somewhat decreasing trend. For this reason, for the first time ever, the Folkloric Performing Arts Festival will be held remotely, without an audience and transmitted via the internet, and two groups will perform. We are very sorry that the number of applications has been oversubscribed each time and tickets for admission have been drawn by lot, but this time many people will be able to see the performances whenever it suits them.
 The Saki-tori Music and Sato-kagura is a festival music and kagura performance handed down by the clansmen of the Saki-tori Shrine in Hiratsuka City. The Sagami Puppet Theatre Atsugi Higashi-za will also perform the 'Pilgrimage Stage' from 'Keisei Awa noNaruto'. Although the performers will be performing in an unmanned venue, we are sure that they will be able to showcase the essence of their daily traditions.
 It is truly encouraging that the circle of understanding of folkloric performing arts and local culture will be expanded through these performances. The title of the performance, 'Kirameku Hometown', simply expresses our wish that the performing arts and culture handed down in the region will be cherished and continue to shine as a source of pride for the people of the prefecture.
 We hope that you will be able to see the folk performing arts, which are an expression of the culture of our hometown of Kanagawa, and which have linked communities and nurtured people in various parts of the prefecture, via the internet, and that you will be able to visit the festival field when the disease has passed.

Tsutomu Kakizawa,
Chairman,
Kanagawa Prefecture Folkloric Performing Arts Preservation Society

お祝いのことば

神奈川県知事 黒岩祐治

 「二〇二一きらめくふるさと かながわ民俗芸能祭」の開催を心からお喜び申し上げます。
 また、長年にわたり、ふるさとの伝統文化の継承と発展に取り組んでこられた神奈川県民俗芸能保存協会の皆様の熱意に、深く敬意を表します。
 そして、本公演の開催に当たり、会場の提供をはじめ、毎年多大な御支援をいただいております公益財団法人はまぎん産業文化振興財団に、心から感謝申し上げます。
 今回は、新型コロナウイルス感染症防止のため、オンライン開催となりましたが、二年ぶりに、この民俗芸能祭が開催されることは、うれしい限りです。
 本県は、海や山などの豊かな自然、歴史が息づく景観等、様々な魅力に溢れています。本公演では、そうした地域に暮らす人々が、代々大切に受け継いできた、2つの民俗芸能が披露されます。この公演を通して、多彩な風土と地域の絆に育まれてきた「地域の宝」を感じていただき、伝統ある民俗芸能の担い手や支援者が増えることを期待しています。
 県では、文化芸術の魅力で人を引きつけ、地域のにぎわいをつくり出す、マグネット・カルチャー(マグカル)の取組を推進しています。民俗芸能の公演を通じた皆様の活動の一つひとつが、「マグカル」を進める大きな力になるものと考えています。
 最後に、このたびの公演の御成功と、関係者の皆様のますますの御活躍をお祈り申し上げ、お祝いの言葉といたします。

お祝いのことば

公益財団法人はまぎん産業文化振興財団 理事長 大矢恭好

 「二〇二一 きらめくふるさと かながわ民俗芸能祭」が開催されますことを心よりお祝い申し上げます。また、開催にあたりご尽力をいただきました神奈川県民俗芸能保存協会に対し深く感謝申し上げます。
 民俗芸能は、地域の歴史、文化、風土など人々の暮らしの中で育まれ、受け継がれてきた貴重な文化財です。
 神奈川県内には、特色のある民俗芸能が数多くありますが、昨今、地域の生活環境の変化に伴い、この「地域の良さ」を継承していく担い手が各地域において失われていく恐れがあります。そのような現実を踏まえ「かながわ民俗芸能祭」は、県内の民俗芸能を一堂に観賞できる新しい催しとして始め、本年で十一回目を迎えます。
 伝統芸能の担い手だけでなく、広く多くの県民の皆さまに観賞していただくことで、ふるさとの貴重な文化財に対する認識を深めていただき、この催しを通して、地域コミュニティの継続や再生力を高めるきっかけとなり、一層のご理解とご支援を頂くことができれば、共催者として誠に幸甚でございます。
 例年は、満員のお客様にご鑑賞いただきますが、今年度は、神奈川県民俗芸能保存協会と事前協議し、無観客での開催といたします。この模様は後日協会様のホームページ上で配信されます。民俗芸能を取り巻く環境は変化していきますが、これからも、民俗芸能祭の継続開催へのご協力や民俗芸能の保存・継承のお役に立てるよう尽力していく所存でございます。
 終わりに、神奈川県民俗芸能保存協会のますますのご発展と各加盟団体の皆さまのご活躍を心より祈念申し上げ、お祝いの言葉といたします。

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